【児童サービス論】レポート構成
設題の要約
最寄りの公共図書館を訪問・調査し、テキストを踏まえて児童サービス資料の現状と課題を述べなさい。設題のポイント
- 児童サービスにおける「資料の役割」を理解している(児童資料の役割や、発達段階への配慮など)
- その理論から見た「資料の現状と課題」を理解している(多様な子どもへの対応は十分か、など)
- 訪問館をその視点で分析できている
実際に書いたレポートの構成
- レポートのテーマを定義(調査によって児童資料の何に焦点をあてて議論するかを明示)
- 分析対象館の条件の提示(自治体の人口や立地など、後に対象館を分析するときに用いる条件を示す)
- 事実の整理(資料の種類や配架の工夫など、資料そのものと資料と利用者をつなぐという視点で整理)
- 分析と考察(児童サービスの理論に対する現状分析と、対象館の課題)
- まとめ
私は蔵書構成(全蔵書のうちの児童書の割合)や、どのような資料が整備されているかを調査しました。
資料が充実しているか否かという話ではなく、児童サービスの理論から見て、どのような資料・資料構成が不足しているかを重点的に調査し、①多様な子どもへの対応、②資料と子どもをつなぐ配架・発見性、③読書につながる資料整備、④シリーズ等の資料の継続性、という観点から課題を整理しました。
講評ではおそらく読書支援や配架への言及を指して「サービスについては不要」との指摘がありました。
資料の整備を考える際には、資料そのものだけでなく、利用者が資料を発見し利用できる条件も切り離しにくいと感じました。
そのため、「サービスを論じる」のではなく、「資料が利用者に届くための条件としてサービスに触れる」ことを意識するとよいかもしれません。
