新聞記事を扱う際の基本的な3つの視点と情報資源

新聞記事の特徴

新聞とは、不特定多数の人々を対象に、最新のニュースの報道と評論を主たる目的とした逐次刊行物である。
速報性が高く、社会で起きている出来事をいち早く伝える。
一方で、蓄積された新聞記事は、その時代の社会情勢を知るための資料としても利用される。
また、記事には新聞社の編集方針や論調が反映される。

新聞記事を扱う際の基本的な3つの視点

そのため、新聞記事を扱う際には次のような視点を意識することが重要である。

3つの視点 内容
①情報の信頼性を判断する視点 新聞社の一次情報であることを確認する
②検索の網羅性・妥当性を確保する視点 日時や掲載紙などを確認して目的の記事を特定し、必要に応じて複数の新聞社の記事を比較する
③利用条件・法的・倫理的配慮に関する視点 利用規定や著作権(複写・転載など)の条件を確認する

新聞記事の主なデータベース

これらの視点を踏まえ、必要に応じて複数の新聞社の記事を確認し、多面的に情報を把握することが望ましい。主な情報資源として次のようなものがある。

新聞記事データベース 説明
朝日新聞クロスサーチ(朝日新聞社、有料)
https://xsearch.asahi.com/
1879(明治12)年の創刊号からの記事・広告、全地域面を収録(沖縄を除く)しており全国各地の出来事が検索できるほか、週刊朝日、AERAも収録している。
マイサク(毎日新聞社、有料)
https://mainichi.jp/contents/edu/maisaku/
毎日新聞、週刊エコノミスト、毎日小学生新聞の記事検索・全文閲覧のほか、毎日新聞創刊号(1872年)から1999年までの紙面イメージの検索、1945年以降に毎日新聞社が実施した世論調査の検索などが可能。
日経テレコン(日本経済新聞社、有料)
https://telecom.nikkei.co.jp/
日本経済新聞社が提供するビジネス情報データベース。1975年4月以降の日経各紙(日本経済新聞、日経産業新聞、日経MJ)の記事を検索・閲覧できるほか、企業情報、人物情報、経済統計なども収録している。
ヨミダス(読売新聞社、有料)
https://database.yomiuri.co.jp/yomidas/
読売新聞社の新聞記事を収録したデータベース。1874年(明治7年)の創刊号から最新号(前日付)までの読売新聞記事を検索・閲覧可能。
産経新聞データベース(産経新聞社、有料) 1992年以降の産経新聞記事を検索・閲覧できるデータベース。紙面レイアウトのまま閲覧できる、産経電子版「産経新聞」も利用可能。

そのほか、全国紙・地方紙では新聞縮刷版が刊行されている場合があり、図書館で利用できることがある。

リサーチ・ナビ>新聞の所蔵機関を調べるには

都道府県別に、市町村立図書館などが所蔵する新聞を調べるためのサイトが紹介されている。新聞縮刷版やバックナンバーを利用できる図書館を探す際に役立つ。

リサーチ・ナビ>新聞の所蔵機関を調べるには

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