辞書・事典の基本的な3つの視点と情報資源

辞書・事典の特徴

辞書・事典は、言葉や事柄の意味・概要・基礎知識を調べるための情報源であり、調査の初期段階で用いることで、その後の情報探索の方向性を定めやすくなる。

辞書・事典の基本的な3つの視点

辞書・事典を参照する際には次のような点に留意する。

3つの視点 内容
①情報の信頼性を判断する視点 辞書・事典は編集方針や執筆者が異なるため、必要に応じて刊行元や編集主体も確認する
②検索の網羅性・妥当性を確保する視点 一つの辞書・事典だけでなく、目的や分野に応じて複数の辞書・事典を使い分ける
また、版や発行年による違いにも留意する
③利用条件・法的・倫理的配慮に関する視点 有料データベースは契約条件に従って利用し、引用する際は出典を明示する

辞書・事典のネットワーク情報資源

辞書・事典のネットワーク情報資源は、主に
  • オンライン辞書
  • 辞書・事典横断検索サービス
  • オンライン百科事典
の三つに分けられる。

それぞれ、

  • 何を調べるためのものか
  • どう使うか
  • レファレンスでの用途は何か
を意識し、目的に応じて使い分けることが重要である。

オンライン辞書 説明
英辞郎 on the Web(アルク)
https://eow.alc.co.jp/
オンライン英和・和英辞書データベース。一般的な単語や連語から、イディオム、専門用語、スラングまで幅広く収録している。
Cambridge Dictionary(ケンブリッジ大学出版局)
https://dictionary.cambridge.org/
英語学習者向けのオンライン辞書・類語辞典。英英辞典・英和辞典のほか、発音や用例も確認できる。
Merriam-Webster(メリアム=ウェブスター)
https://www.merriam-webster.com/
アメリカ英語を代表するオンライン英語辞書。語義・語源・用例のほか、類語や語法情報も掲載している。

辞書・事典横断検索サービス 説明
Weblio辞書(GRASグループ)
https://www.weblio.jp/
複数の辞書・用語集を横断検索できる統合型オンライン辞書サービス。検索結果を同一ページ上に並べて表示するため、解説内容の比較や相互補完がしやすい。
コトバンク(DIGITALIO、C-POT)
https://kotobank.jp/
多数の辞書・事典を横断検索できるサービス。出版社や専門機関などが提供する、信頼性の高いコンテンツを収録している。
Japan Knowledge(NetAdvance、有料)
https://japanknowledge.com/
日本の主要な百科事典・辞書類を収録したオンラインデータベース。複数資料を一括検索でき、学術・調査用途でも利用される。
OneLook
https://www.onelook.com/
複数のオンライン辞書を横断検索できるサービス。多数の辞書サイトへの入口を提供する。

オンライン百科事典 説明
Columbia Encyclopedia(Infoplease)
infoplease.com/encyclopedia
百科事典を中心に、辞書・地図・年鑑などの情報を統合した英語圏の情報検索・学習サイト。
Wikipedia(ウィキペディア財団)
https://www.wikipedia.org/
世界中のボランティアによって作成・編集されるオンライン百科事典。幅広い項目を調べられる一方、内容の正確性は項目によって差があるため、必要に応じて他資料で確認する。

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